「あ、私……」
「寝てたみたいね」
新庄先生はにっこりと笑った。
「お風呂に入るけど、終わったら掃除。覚悟してね」
「はい」
新庄先生と私はお風呂へ向かった。
灯りすべて消えていて、全員が風呂を終えていることが分かる。
先生は良く分からないうちにさっさと服を脱いで、風呂場へ入っていった。
先生は良く分からないうちにさっさと服を脱いで、風呂場へ入っていった。
「は、早い……」
私も服をカゴに入れると、お風呂場に入った。
「洗いっこしましょう。私、ずっと一人だから、寮で暮らしてくれ、って言われてこういうの期待してたんだけど」
私は投げられたスポンジを受け取った。
「よく考えたら寮監はやっぱり一人でお風呂はいるのよね」
クスッと私は笑った。
「私から洗ったげる」
くる、っと肩を回され、先生に背中を向けた。
一瞬、翼のあたりに意識が集中した。
「大丈夫。万が一翼がでちゃっても。私は知っているんだから」
「えっ、なんで」
「筋肉の緊張が見えたから、たぶん、そんなことだろうと」
そう言われると、とても気が楽になった。
背中を洗い終えると、今度は私が持っているスポンジで、先生の背中を洗った。
しっかりくびれがついていて、とても綺麗な背中だった。
先生のお尻を洗っているときに、足が滑って顔をお尻にぶつけてしまった。
「あっ!」
「ご、ごめんなさい」
先生は振り向いた。
「わ、わざとじゃありません」
「分かってるわ。あと、顔に泡ついてるわよ」
ちょん、と鼻先を触られた。
私は引き続き足を洗ってから、立ち上がった。
「じゃ、今度は前ね?」
「前も洗いっこするんですか?」
新庄先生が、にやり、と笑った。
「えっ、ちょっと、エッチなこと考えてませんか?」
「誰がそんなこと考えてるの? ね、興味あるから、どんなことされると思っているのか教えて」
新庄先生は私の手の先からスポンジを行き来させながら動かし、肘、肩と進んでくる。
「ほら、どうされるの?」
あごのした、首、うなじにスポンジが動いていく。
「ねぇ。私も洗って?」
言われた私は慌てて先生と対になるように、先生がスポンジを持っていない方の手を洗った。
お互いの体が近づいていく。
「背中、は洗ったわよね」
先生の視線が喉から胸へ下がっていく。
スポンジではなく、指がすっと私の肌の上を降りていく。
胸の突起を探し当てると、いたずらにその周りを周回し、時々はじくように刺激する。
「……」
先生は、自身の胸を見てから、私の目をみる。同じようにして、と言いたげだ。
私も同じように指を下していくと、先生の乳首をつまんでいじった。
「……あっ」
先生は反応して声を上げた。これが大人の女性の反応なのだろうか。
私も刺激に耐え切れず、声を上げてしまう。
先生は腕を回してきて、顔を近づけてくる。目をつぶると、先生の唇と重なった。
キスから軽く唇を噛みあうと、先生は舌を絡めてきた。
私は先生の大きな乳房を何度も持ち上げるように感触を味わう。先生は私のお尻に手を回して触りながら、腰を押し付けるように動かした。
お互いの体が本能のままに求め合った。
ボディソープの泡で、滑るように合わさる肌と肌。
どこが触れたせいで声を出しているのか分からないほどあちこちが刺激的だった。
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